CRMとは、顧客のエンゲージ(癒着満足度)を維持・向上させながら関係構築を行いロイヤル顧客としてリピート頻度や顧客単価・紹介率の向上を図るマーケティング手法である。
美容外科・美容皮膚科で新規と既存患者での売上構成比率の水準値は異なるが、どちらにとっても新規患者だけを常に獲得し続けるのは経営的リスクも高く、いかに既存患者をアセット(資産)化した収益基盤を築けるかが再現性のあるクリニック経営にとっては重要である。

CRMにおいて最も重要なことは、パーソナライズコミュニケーション(各患者ごとに最適化されたコミュニケーション)である。
むやみやたらに、月間キャンペーン告知を行なっているクリニック様をよく散見するが、キャンペーン施術を前月に通常価格でやった患者にとっては、むしろマイナスブランディングとなりエンゲージも低下してしまう。

美容医療におけるCRMパーソナライズコミュニケーションでは
・施術内容
・最終来院日
・投下合計金額
など複数の要素で1人1人が受け取るべき情報を個別最適させていくことが重要である。

ただ、現実問題1人1人の患者様に一定間隔で、状況伺いやダウンタイムサポート・個別キャンペーン告知をするのは人的労力もかかるため
各種MAツールやポイントプログラムなどの制度(仕組み)を駆使して効率的にCRMを遂行していくことが重要である。

LTV(顧客生涯獲得報酬)・リピート率向上を目的とし、コミュニケーション戦略から具体実施施策のプランニング・実行までを現状のクリニック様の既存患者数・お取り組みフェーズに合わせて実施いたします。

実施例）
フェーズ0（データ活用なし）
・LINEアカウントからの一斉送信

フェーズ1（顧客データ活用）
・LINEアカウントからのステップ配信/セグメント配信/シナリオ配信

フェーズ2（ロイヤルプログラム&コミュニティエンゲージメント）
・ポイントプラグラム制度
・アンバサダープログラム制度
・1to1コミュニケーション

フェーズ3（顧客利便性の向上）
・マイページアプリ開発
・顧客教育イベントの実施 (美容セミナー)

フェーズ4（ロイヤル顧客の生成）
・アワード/式典の開催
・クリニック会員制度の導入